首都圏不動産 Tokyo-realestate

首都圏の不動産投資やお部屋探しについて書いてます。

ガイアの夜明け(レオパレス問題)

今回のレオパレス問題はガイアの夜明けから

始まった。

 

東スポwebより

実は今回の問題を3回にわたり追及してきたのが、経済ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」(テレビ東京系)だったのは一般的にはあまり知られていない。

 

5日に第3弾として、同社の施工不良の実態やその後の対応の不備を暴いたばかりだった。

 

ガイアの夜明け」が最初にレオパレス問題を取り上げたのは、17年12月26日の放送。

 

「スクープ取材!マネーの『魔力』」と題し、レオパレス21が賃料保証を守らずに一方的に減額していたことなど、契約トラブルを伝えた。

 

第2弾の昨年5月29日の放送では、今回、大問題に発展した違法建築疑惑を独自取材で突き止め、報じていた。

 

都合、3回の内容をヤフコメでまとめてありましたので掲載させてもらうと

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まぁ、スゴい内容ですな。

①と②はほとんど詐欺行為及び恐喝・脅迫!

契約不履行。

こんな犯罪行為が何十年と放置されていたことが驚きです!

 

でも、ホントに家賃保証が当初の契約通り保証されるのは、2年程度。

これは丁度、入居者の契約更新と重なります。

 

新築物件は客付きが良く、早期満室になり家賃保証はほぼ発生しません。

でも、当初の契約期間2年の内には、前回の都市伝説?的な問題で退去が出てきます。

 

そうすると空室損失が発生しますので、家賃保証しなければならない。

 

元々、表面利回りをよく見せるために賃料設定が下駄を履かせた状態ですから、サブリースで掛け目減額していても空室分の保証はレオの持ち出しなので、強引に減額を迫るって事です。

 

そして減額に応じなければ、契約解除!

 

契約解除してもレオパレスは痛くも痒くも無い。

 

一部では管理戸数を増やしてストックビジネスに移行してるとかありますが。。

 

当初の建築費用を嵩上げした上に今回のような

手抜き工事&建材や部材コストを削減したら、

どれだけ最初に抜いているのやら。

 

だからオーナーがキレて、契約解除してくれたらラッキーてなもんです。

 

契約解除したら家賃保証も終わりですから〜。

九割空室でもレオパレスは痛まない。

 

オーナーは次の管理委託先を探すのですが、

先々で

「賃料は大幅に減額しないと満室なんて無理ですよ」って言われちゃう 笑

 

元々が地主さんなので、他にも土地があれば売って赤字補填…

 

もう、何の為に建てたのかわかりませんな。

 

投資で旨い儲け話ほど、痛い目に合うって典型です。

 

賃貸物件はまず場所ありき、

利便性が良いか?周辺環境が良いか?

その上で、

適正な賃料か?

更に部屋の設備や装備は時代のニーズに合ってるか?

近隣の賃貸物件と比較してどうか?

 

大体のオーナーが最初は

こんな場所にアパート建てて

「借り手がつくのか?」

 

そう思うんですよね。

 

でも営業マンに丸め込まれてハン押しちゃいます。

 

まぁ、今後は建築の際の融資についても調査するようですが、担保評価がね。

 

どうなってるのかな〜

 

毎日新聞より

賃貸アパート大手「レオパレス21」(東京都中野区)の物件で施工不良が見つかった問題で、金融庁は物件所有者(オーナー)向けの融資が焦げ付く可能性がどの程度あるのかを把握するため、各金融機関を一斉調査する方針を固めた。

レオパレスは補修工事費用や募集保留期間中の空室賃料を補償するとしているが、募集を再開しても、信用失墜で入居者が集まらず、返済が滞りかねないと判断。

国土交通省と連携し、施工不良物件の範囲が固まり次第、着手する。

融資の審査が適切だったかどうかも調べる。

 

この最後のところね、第二、第三のスルガが出るかも…

 

今日はこの辺で。