首都圏不動産 Tokyo-realestate

首都圏の不動産投資やお部屋探しについて書いてます。

景気と不動産

なんだか関東地方は雨の日が続いて鬱陶しいですね。日本の経済も

いつになったら回復するやら・・・

日本の労働従事者人口の中で一番多いのが不動産関連産業だそうです。

だから建築・不動産業が低迷すると経済も落ち込むみたいです。

建物ってパーツの寄せ集めで構成されているから屋根を作っている会社、

鉄骨を作っている会社、サッシを作っている会社、ガス管、水道管、

各メーター類、給湯器、エアコン、建材、コンクリート屋さんなどなど

の会社がいくつもあってそこに働く人々がいて家族がいてと・・・

建てる際にも設計屋さん、建築屋さん、土木屋さんと沢山の人々が

いるんですよね。

自動車産業や家電産業なんかも巨大産業ですが、パーツが細かくて

そのパーツ作りは中小零細企業が請け負っているか又は自社開発、

生産なので、それほど国民全体への経済的な影響はないみたいです。

やっぱり不動産・建設業界の景気が良くならなければ!とはいっても

以前のような公共事業への投資では一部の大手企業が潤うだけになり、

さらに税金の無駄遣いなら仕方ないですがね。

昭和48年頃の土地ブーム、昭和60年からのバブル経済

平成16年くらいからの不動産ファンドバブルと

(途中にITバブルもありましたなぁ)

地価の高騰とともに好景気になっていくのは変わらないですよね。

今日は昼間、知り合いの地主さんに何人かお会いしてきましたが、

地主さんって皆さんにとってどんなイメージなんでしょうか?

戦後のGHQによる農地解放政策によって小作人だったかたが地主に

なったケースや元々の大地主さん、その本家筋のかた、分家の方、

新宅と色々といらっしゃいますが、現在所有している土地の用途地域

市街化区域なのか調整区域なのかで大変みたいです。

農家さんの場合は市街化農地だと税金が高いので、宅地にして売却か

土地貸し(駐車場やコンビニ、ファミレスなんかになっていることが多い)

することはできます

生産緑地にして税制優遇を受ける手もあります)が、

調整区域で農地はあるが農業後継者がいないとなると住宅は建てられない

(親族の住居は建てられます、最近は規制緩和で老人ホーム建設は可能です。)

ので、どうしようかとお悩みです。

ほったらかしにして草ぼうぼうにすると地目が雑種地になって税金が高く

なるので手入れは必要なんですよね。

まぁ一番恵まれているのが、自宅敷地は調整区域で税金が安く、

(本家さんだと300坪~500坪くらいの敷地があります。)

その他の所有地が幹線道路沿いの市街化区域だと・・もうっ!

うらやましい限りです!でも代替わり(平たく言うと相続ですな)

のときには相続税が大変で一部売却することも多いそうです。

そうして売却された宅地がマンション用地やら建売戸建て用の土地

になり、そこに建設・不動産業の出番があるわけです!

アパート、マンション建設によって税制優遇措置もあります。

土地の評価をただの宅地ではなく貸家建付け地にすることで固定資産税、

相続税の評価減による税額のダウンという手です。

話変わって、減価償却費ってありますよね。

マンション投資では必ずでる話で、経費計上による節税効果ってことですが。

以前、東京ルールで室内リフォーム代は貸主負担ということになったので、

そこにかかった経費は何年住んでもらえばいいか調べた事があります。

室内の壁紙なんかは法定耐用年数10年で6年経過で残存価額が10%

(10年目までこの部分は経費計上できます。)

とのことで6年住んでもらえばチャラになるかなぁ~と

※これは平成23年の税制改革によって

残存価格は1%になりました。

ホント、買う方も売るほうも借りる方も貸す方も満足できる

不動産業のあり方がないかと、最近知り合い数人でブレーンストーミング

しながら新しいビジネスモデルを構築中です。

いつか皆さんに公開できる日がきたらいいなと!

近々このブログで私の見立てでオススメの物件も公開する予定です。

またそのときはヨロシクです。

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