首都圏不動産 Tokyo-realestate

首都圏の不動産投資やお部屋探しについて書いてます。

家賃保証会社

まず、賃貸を借りる場合に必要とされる保証人とは?(連帯保証人のこと)

単なる保証人と連帯保証人の違い

単なる保証人とは、借主(契約者)が家賃をまったく支払えなくなった場合に、

借主に代わって家賃を支払う義務を負う人です。原則として本人より先に

支払いを要求されることはありませんが、借主本人が滞納などの問題を

解決しなかった場合、その後に、保証人に請求がいくことになります。

また「借主に連絡してもなかなか連絡が取れないので、代わりにあなたが

支払ってください。」と請求されても、「まずは借主(契約者)に強く請求

を行って、それでも支払われないようであれば、私に連絡をください」

などと拒否することが許されています。

それに対して連帯保証人は、単なる保証人とは異なり、“借主(契約者)と

同等の支払い義務”を負います。基本的には借主(契約者)に家賃の支払い

は求められますが、「連帯保証人」にも直接請求することができ、

それに対して単なる保証人のように拒否することは許されていません。

連帯保証人から貸主に連絡をして交渉することも禁じられています。

ただちに連帯保証人としての義務を履行する必要があります。

でも通常、用意できるor用意してもらう保証人って、身内の方ですよね。

だとしたら、東京など地方からの出身者が多数部屋を借りるエリアにおいては

電話や郵便での督促は、効果が薄いし、実際の取立てってなると現実的では

ありませんよね。

そこで、家賃保証会社が登場するわけですが、

Wikiから

概要

元来は賃貸物件の契約時に連帯保証人を用意できない借主の為の法人保証の

制度であったが、個人の連帯保証人の形骸化などの諸問題に対応するため、

近年では貸主及び賃貸不動産管理業者の家賃回収業務のアウトソーシング

色彩が強くなってきており、連帯保証人がいる場合でも保証会社の追加保証

を条件とする賃貸物件も多くなってきた。

さらにメリットとして

借主にとっては、何らかの事情で連帯保証人が立てられない場合でも、

保証会社を利用すれば消費者の信用で部屋を借りる事ができるという

メリットがある。

貸主にとっては、借主の家賃不払リスクを軽減できるメリットがある。

(メ・ん・)?

連帯保証人を用意できない=保証会社が、連帯保証人を立てても保証会社の

追加保証を条件とする案件もww

たしかにゼロゼロ物件の場合には、家賃滞納したまんま「夜・逃・げ」が

多かったもんなぁ。。

Wikiから

問題点と業界での自主対策

家賃滞納や貸倒が発生し保証会社が代位弁済をおこなったあと滞納家賃の

回収を保証会社がおこなう際、一部の悪質な取り立てや強制退去のような

自己救済が行われることが問題になっている。

有名なのが新宿の「スマイルサービス」ね。

ここって在籍会社もやっていたような…

家賃保証会社に関して監督官庁がない状態であるため、監督官庁を取り決め

家賃保証会社を貸金業者債権回収会社と同様に許可制ないし登録制にし

悪徳業者の排除や契約時の審査を厳格にするべきだとの声もある。

まぁ金貸しと一緒だからねぇ

保証会社が加盟する業界団体の 「賃貸保証制度協議会」は、

家賃債務保証業務の適正な実施について自主ルールを制定した。

また、業界団体は独自に、金融機関の利用する信用情報機関のような

賃貸保証のデータベース機関LICC(リック)を設立、2010年2月より

信用情報の登録確認を行っている。

これは、ホントo(゚Д゚)

当時はクレジットカードの遅れ、滞納、不払いは信用情報に乗っちゃうから

そっちは払って、家賃は関係ないからと滞納してた輩が多数いたのだ!

しかし、賃貸保証のデータベース化がブラックリストにつながり、

住まいの安定確保を困難にするとの批判もあり、データベース化に反対する

保証会社を中心に賃貸保証機構が2009年11月9日に設立された。

さぁ( ̄^ ̄)ゞ

今、どのくらいの保証会社があるのか

1.信販系家賃保証会社 

 全国展開している(FC含む)大手管理会社が利用しているケースが多い。

 金融審査、ブラックは即OUT

 ・アプラス

 ・エポスカード

 ・オリエントコーポレーション

 ・ジャックス (信販)

 ・セディナ

 ・ライフ (信販)

2.一般社団法人全国賃貸保証業協会(LICC)

 審査キツめ、緊急連絡先にも確認とるケースも、保証人追加要請も

 ・アーク株式会社

 ・アールエムトラスト株式会社   

 ・株式会社アルファ

 ・株式会社エム・サポート

 ・エルズサポート株式会社

 ・株式会社ギャランティー・アンド・ファクタリング

 ・株式会社近畿保証サービス

 ・興和アシスト株式会社

 ・ジェイリース株式会社

 ・全保連株式会社

 ・賃住保証サービス株式会社

 ・ホームネット株式会社

 ・株式会社リクルートフォレントインシュア(保証料は100%)

 ・株式会社レジデンシャルサービス

3.一般社団法人賃貸保証機構(LGO)

 審査ユルめ、ブラックでも可の場合あり、水商売・風俗可もあり

 但し、在籍利用による嘘は即OUT

 ・ALEMO株式会社

 ・株式会社Casa

 ・日本セーフティー株式会社

 ・フォーシーズ株式会社

そして、この家賃保証会社の選択はほとんどが管理会社なんですねぇ

以前はというか、保証会社ってシェア率が低い時は審査は緩くて、

シェアが高くなってくると焦げ付きも多くなるのか、審査キツく

なります。

全保連もリクルートも全国展開 当初はザルでしたもんね。

でも保証会社が上の赤字にした「契約時の審査を厳格にするべきだ」

は、大家さんにとっては、な~んのメリットもないのでは?

管理会社の言われるままに保証会社を選択して、いつまでも入居者が

決まらない!とかないですか?

管理会社には保証委託料からのバックマージンがあるわけで、

家賃滞納時の立替払い月数も保証会社によって異なりますし、

昔は最長24ヶ月ってのもありましたけど、今はそこまでは??

また、夜逃げされると原状回復費用も取れないので、大家さんが

負担していたけど、これも保証に含まれている会社も未だにあるんですよ!

大家さん的には審査が緩くても入居者が早く決まって、家賃滞納の場合

には素早く、補填してもらえればいいわけですし、入居者側からは

様々な理由で連帯保証人を用意できないケースはあるわけで、保証会社を

利用したのに保証人立てろ!とか言われてもねぇ。

まぁ大家さんは管理会社の言われるままぢゃなくて、一度ご検討されては

いかがでしょうか?