首都圏不動産 Tokyo-realestate

首都圏の不動産投資やお部屋探しについて書いてます。

J-REIT銘柄 大和ハウス・レジデンシャル投資法人

´ω`)ノ こんぬづわ

今日は「大和ハウス・レジデンシャル投資法人」です。

上場時は「ビ・ライフ投資法人」でした、主要株主はモリモトデベロッパー)と大和ハウス工業、その他モルガン、三井住友とかね。

2006年3月、J-REITに上場したんですが翌年2007年には第三者割当で増資しています?当時は資本参加したいって強い意向があったと説明されていますが、今振り返ると…

2007年3月にはシンガポールの不動産会社である、キャピタランド・ジャパンが保有33.4%で第二位となりました。

まぁ、パイプラインサポート契約を締結して、キャピタランドは保有・運用する不動産のEXITにREITを利用できるってことですな。

でも、それらしき物件取得のお知らせは見当たりませんけど…と思っていたら2008年11月にメインの「モリモト」が民事再生手続き申し立てしちゃいました。。

そして、同月には大和ハウス工業がメインスポンサーになりましたとさ。で、主要株主は大和ハウス工業モリモト、その他金融??あらら~キャピタランドは一抜けたーでした。

2006年に上場して、翌年には資金繰りに行き詰まりスポンサーをモリモトが騙して?連れてきて、2008年に民再ねぇ。

でも、ダイワマンは力あるから、じゃあ一丁やったるかい!って役員を送り込んで頑張っちゃいました。

その頑張りからか2009年にはJ-REIT初、デフォルトした「ニューシティレジデンス投資法人」の債権者集会で現再生案が否決され、破産しそうになったので大口債権者からダイワニャンにどうか合併しておくれ!って話がきまして、頑張るにゃん!ってなったそうです。

そして2009年11月にビ・ライフとニューシティが合併して、「大和ハウス・レジデンシャル投資法人」となるのですが、商号の変更は2年後の2011年11月開催の株主総会にて決まりました。

面白いのは、合併直前のビ・ライフの株主一覧の中に「キャピタランド」があるんですよねぇ( ´艸`)ムププ

結局、不動産関連の主要株主は大和ハウス工業とキャピタランドだけでゴールドマンとかBNPパリバとかハゲタカばっかりですね!

まぁこの合併の橋渡しはモルガンですからね。

でも大手はやることが素早いですね。合併後から不良資産はどんどん売却して、物件の入れ替えを行い、物件名称も「カスタリア」に全て統一、1,000億円の投資法人債発行による資金調達、PM、MLを全て関連子会社に変更、物件供給はコスモスイニシアモリモト

大和ハウス工業はまだマンションデベとしては供給が少ないので、この2社も利用してますね。

人も入れ替えてまるっきり違う組織になったって印象です。

株価が今日現在、373,500円で配当利回りが4.44%(株価が10,000上昇してますので利回りは少し下がっちゃいました)開示資料を見る限り、以前の投資法人のカラーは払拭されて安心できるかな。

と今日はこんなところで。