首都圏不動産 Tokyo-realestate

首都圏の不動産投資やお部屋探しについて書いてます。

2020年東京オリンピック!

遅ればせながら今日はこのテーマで。

56年振りに東京でオリンピックが開催されます。

それに伴い、新たなインフラ整備や建設事業などが予定されています。

不動産関連にも多大な影響があると思われますので、これからの7年とその後について思いを巡らせないわけにはいかないでしょう。

一説には3兆円以上の経済効果が期待できると言われています。

東京での雇用増加とともに住宅需要ももちろん高まります。これは裏を返せば、少子高齢化が一段と進んでいるであろう7年後までに地方の人口は更に減り、東京&首都圏の人口増加が見込まれます。

特に新設される競技場及び選手村は豊洲を中心として湾岸埋立地に集中します。

競技施設はそのまま継続利用可能な恒久施設とされ、市民に開放&国内・国際大会に利用されます。

また、大規模な公園も整備され、このエリアは東京のスポーツ拠点へと様変わりします。

選手村は晴海埠頭に建設され、開催後は住宅に改装され一部は国際交流プラザとして利用され、国内外の文化、スポーツ、教育関連の機関が拠点を置くことを検討しているそうです。

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以前から臨海副都心は7番目の副都心と位置付けられていましたが、1996年の開催を目指した世界都市博覧会が中止され(青島都知事のときね。)、開発プロジェクトは頓挫しました。

東京都は、この2020年東京オリンピック起爆剤に、臨海部を未来の東京を象徴するエリアに変貌させる青写真を描いているそうです。

たしかに、この中止によってお台場も中途半端な開発のまま放置されましたからね。

これでお金をつぎ込めると!

この負の遺産を払拭するために東京はオリンピックを招致するのに躍起だったんだなぁwwって今、わかった気がします。

道路の整備は虎ノ門から新橋⇒汐留⇒勝どき⇒晴海⇒豊洲有明までの環状2号線外堀通りのところね)を延伸させて、湾岸エリアと繋げます。

虎ノ門は既に虎ノ門ヒルズが建設され、周辺の再開発が進んでいます。

そして湾岸エリアから都心へのアクセスが格段に良くなります。

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現在は月島の方を経由するかレインボーブリッジ経由ですからね。汐留から先は海ですからww

でも不動産に関係するのは電車や地下鉄ですが、こちらは豊洲から押上までの東京8号線が計画されています。

ここは結構重要ですよ。

豊洲東日本大震災液状化が結構すごかったんですが、報道規制?かほとんど報道されていません。実際には東京ディズニー辺りの地区と同じような現象が起こっています。

でも、SKYZ(スカイズ)っていう、大規模マンションの分譲が予定されていたので???

この事業主は三井不動産、東京建物、三菱地所東急不動産住友不動産野村不動産!って大手ばかりです。

総戸数は1,100戸!これだけの戸数で大手6社の共同プロジェクトって聞いたことないですから。

それ以前から豊洲は大きなオフィスビルも建設されていて、新たな拠点として考えられていました。

これでまず、豊洲は今以上に施設が充実してくるし、住みたい人も増えるでしょうね。

押上は言わずと知れた東京スカイツリーのそばです。

現在は豊洲は都営有楽町線ゆりかもめが乗り入れていまして、押上は都営浅草線半蔵門線です。

豊洲から押上のルートをみると直線距離はそれほどないのですが、乗り換え2回で30分程度かかりますからね。

この路線が完成すると乗り換えなしで15分ほどで行けるそうです。

この8号線ができれば、オリンピック選手が東京スカイツリー見学にすぐ行けます。

東京オリンピックを見に来た方々も一緒に東京スカイツリー見学ってことですね。

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このように、この路線は短いけれど、とっても便利な路線になります。

豊洲と押上はすでに周辺の開発が始まっていますけど、途中駅の錦糸町JR総武線)ここはすでに開けてますた。。

残りの東陽町(メトロ東西線)、住吉(メトロ半蔵門線と都営新宿線)はまだマイナーな下町です。

ここは狙い目でしょうね。

賃料も上がるでしょうし、ニーズも今以上に高まるでしょう。

豊洲勤務でも城南エリアに住みたい方が多いんですが、これで変わるかもしれないですね。

これらのことも踏まえて、値上がり期待の不動産も今ならまだ間に合うかもしれません。

では、また。