賃貸住宅の基本情報をひとつ、皆様のために
礼金ってありますが、これは関東大震災のときに住むところをなくした方が、よそのお家の軒先を借りたお礼にお金を支払ったことがことの始まりだそうです。
だから、関東圏にしかない商慣習なんです。(最近は全国的にあるようですが・・)
英語ではKEY MONEYっす。。
関東の賃貸住宅が沢山できたのは終戦まもない昭和23年頃、地方から働きに関東(東京)へ来た方のために地主さんが家作(木造平屋の一軒屋)を建てたんだそうです。そのころは建てればすぐ入居者が決まるし、建築費も安く、その後の高度経済成長で家賃もうなぎのぼりで儲かったらしいです。
投資マンションは昭和50年代に誕生、3点UB(ユニットバス)、カーペット、ミニ冷蔵庫、電気コンロ、収納殆ど無し
(当時はファンシーケースと呼ばれる収納が大流行)、洗濯機置き場無し(マンション内にコインランドリー、洗濯機は当時の一人暮らしには高価だったのよん)
その後少しずつ室内設備・装備が良くなりオートロックや室内洗濯機置き場なんかね。
バブル期に入ってからはバストイレ別、フローリング、モニター付きオートロックやお風呂にTVでもサイズは20㎡弱が標準でした
バブル崩壊後の平成9年にほぼ不良債権が片付き始めると平成10年以降からはサイズも大きく1Kタイプが主流になりシステムK、カラーモニター付きALとほぼ今の仕様と変わらなくなりました。
だからリノベーションしても部屋のサイズと、あと天井高(昔は2250mmくらいの低いものもあったけど、今はほとんどが2450mm)は変えられないのだ!