最近のマンションでは内廊下の建物が増えています。
以前は売るor貸す側の都合から外廊下が主流でした。
マンションを真上から見た形が長方形で、ちょうど羊羹を切るみたいに間取りを切っていくのが一番効率が良いからです。
でも外廊下ってデメリットが多いんですよね。
外部から人の出入りが見える(見られる)、外部から侵入されやすい(1階部分からね!)、外部からの侵入者が飛び降り自殺した(有名なのは高島平ね)、排水のための傾斜や側溝があるため危険(ある都民住宅の傾斜はきつかったww、柵もなんか頼りなくて高所恐怖症のPIROはガクブルでした。)、雨の日なんかエレベーターから遠い部屋だとエレベーターを降りてからも傘を差さないとならない、廊下側の部屋の前を人が通る、覗かれる(最近はアルコーブを設けてますが・・)などなど。
だからか、最近は内廊下のマンションが増えてます。
メリットは部屋への出入りが住人以外には見られない、廊下が汚れない(砂埃や苔なんかでね)、最近のは廊下に空調設備がついていて夏冬快適、カーペット敷なので足音が聞こえないなどです。
デメリットは廊下の照明や空調設備により、ランニングコストがかかることかな。
あと、タワーマンションの戸数の多いフロアだと部屋の位置が慣れるまで解りづらい。。
東京の夏の暑さを考えると、内廊下でエントランスロビーから空調が効いていて、エレベーター内にも空調ありがいいですよね。
ランニングコストの面は、今は色々と省エネできるようになっていますから、こんな事も購入する場合の参考にいかがでしょうか。
こんなことまでは投資セミナーでは教えないでしょうけどね。売る側、貸す側の論理だけですから。
それが、J-REITの破綻を招いたんだよ~。だれがそんな賃料の査定をしたんだよ~。
鑑定士さんは責任ないの~とPIROは言いたい!
金融のロジックだけではマーケットの顧客は部屋を借りてくれないんですから。