首都圏不動産 Tokyo-realestate

首都圏の不動産投資やお部屋探しについて書いてます。

テナントビルの限界

久しぶりに渋谷界隈に行ってみました。

あ、ブログも全然更新してなくてすみません。

まぁ、渋谷の駅周りは再開発でまだ、未完成です。

最終的にはパースがあるんでしょうが、今のところは全景が見えてきません。

現在の渋谷の象徴的な建物である、

SHIBUYA SCRAMBLE SQUAREの各フロアを見てきました。

12階まではテナントビルなんですよね、13〜14階が飲食店街、その上はオフィス、で屋上の渋谷SKY。登るのに2000円も取られます。(web予約で1,800円)

天高が高いから、エスカレーターが長い。

外観から見たビルの大きさからは想像つかなかったけど、売り場面積が狭い、飲食店も含めて、あまり魅力的な店舗が入ってない。。

印象的だったのはもんじゃ焼き屋がめちゃ混んでた。

なんで、渋谷のど真ん中でもんじゃ⁈笑笑

郊外型ショッピングモール(代表的なのがららぽーとね。)、アウトレットモール(御殿場のやつ)、その他にも駅前のルミネや東急プラザ、モディなどなど。

もう、全国各所にありすぎてテナント誘致も大変だろうなぁ。

色々行っても、似たような同じような店舗ばかり、そりゃ賃料設定が集客力があるからと高めに設定されてるので、出店できる店舗も限られてくるわな。

もう、時代は変わり全国〇〇店舗達成とか意味ないでしょ。

ドラッグストアに多いよね、これ謳ってるの。

スギ薬局、ツルハ、マツキヨ、クリエイトとか。

そこに王者Amazonが参入してきて、どんどん取り扱い品目が増えている、コスメもファッションも小物類も。

楽天、yahooショッピング、ZOZOTOWN、PayPayモールなどのECモールも多数あり、

スーパーマーケットもOMNI7やRakuten西友とか参入してきて、買い物に外へでるっていうのは、このコロナ禍もあってどんどん減るだろうから、テナントビルなんて無用の長物になるんだろうなぁ。

なんかShibuya scramble squareの末路が見えた気がしました。

一階、二階だけ、テナントスペースで地階はfood show、三階以上はオフィス、上層階は飲食店街ツーフロアとホテル、屋上展望台でよかったんじゃないの?

まぁ、あの規模の再開発だから計画は10年以上前かも知れんけど、あの設計は失敗だと思う。

オフィスもコロナ禍でリモートワークが増えて、大きな事務所も必要なくなりつつあるし、都心の家賃も価格も高止まりしてるし、交通費も会社が負担するとなると、都心のオフィス需要も先行きどうなることやら。

それも理由なのか、不動産業は郊外のロジスティクスに移行していってます。

ECサイトがまだまだ伸びる余地があれば、必然的に物をストック、管理、配送するためのロジスティクスが必要になり、効率化を図るために高速道路の出入り口近くへと新規での建築が盛んです。

神奈川県相模原市の田名エリアとか千葉県流山市とかね。

流山市なんか川沿いにどれだけ続くのか?ってくらい巨大な倉庫が並んでます。

ハイブランドなんて、銀座か表参道に独立したビルを持ち、外観もデザインもブランドイメージに合わせたビルで営業してるもんね。

有名なのは表参道のPRADAね。

もう、そういう時代なんだよ。

店舗なんて都心の駅近に本店を構え、後は地方の主要都市(政令都市かな)に一店舗くらいで。

後はECで賄えれば、人件費も店舗賃料もかからんし、その方がいいんじゃない。

まぁ、個人のセレクトショップは今まで通りでいいと思うけどね、会社の規模が大きくなったからとあちこち出店するのはもう時代遅れの気がします。

ファッションが好きでポパイ世代なので、beamsとか unitedarrowsとか昔はよく行ったけど、今行ってみても余り魅力的な商品なくなったし、オリジナルは品質良くなくなったし、Canada gooseが流行ればどこもかしこも扱うし、アークテリクスやグラミチなんかもね。

なので別注以外は買わんがね。笑

まだまだコロナは落ち着きそうもありませんが、皆さまお元気で。

では、また。

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Shibuya scramble square 13階から

#渋谷 #スクランブルスクエア #テナントビル #コロナ禍