首都圏不動産 Tokyo-realestate

首都圏の不動産投資やお部屋探しについて書いてます。

賃貸仲介業

以前にも書きましたが、最近業界では仲介手数料のディスカウントが流行りです。

でもその根拠は貸主からの広告料に依存しています。

が、この広告料は法的に余り好ましいものではありません!

税務上は認められてませんから、大手管理会社では領収書に記載される費目が広告料

とはなっていないんです。

お上としては広告料というプレミアをつけて募集する物件よりも、いかに適正な賃料で

募集するかを望んでいる訳です。

また仲介手数料50%offや仲介手数料ゼロの広告が謳い文句のホームページなどもありますが、

全物件ではないんですね!

それが一番変だと思います。

仲介手数料ゼロを謳うなら、取り扱い全物件にするべきだと思いますがどうでしょうか。

理由は貸主からの広告料次第というわけです。

昔に●●●ルを認めてしまったので、公正取引委員会も五月蝿く言わないようですが、

不動産広告は結構規制が厳しいので、トラブルが増えるとねぇ。

業界裏話を話すと「あるよび」って言葉があるんですが、これわかりますか?

インターネットや雑誌からの問い合わせに「なくなった物件」を「あります!」と

連絡して来店させる昔からの手法です。

でもその物件がいつの時点で「無くなった」かは中々調べることは難しく、マジな話

お客様が来店するほんの少し前に申込が入る、急に貸主の都合で貸さなくなったなんて事も

実際にあるものでね。

また、同じマンションなんですが部屋によって手数料が異なることも広告料のせいなんですよね。

なんだかお客様側からすると不信感いっぱいじゃないですかねぇ。

PIROはこの仕事はサービス業だと思っています。

お部屋探しのお手伝いをする訳ですが、誰でも好きな部屋に簡単に入居できるかと

いうとそうでもなくて、入居審査があり、身分証明書やら収入証明

源泉徴収票あるいは課税or納税証明)の提出が必要だったり、

管理会社やオーナーに対する賃料交渉あるいは賃料発生日の引き延ばし交渉や

家具レイアウトのためのお部屋の採寸、引越業者の手配や時によってはお荷物の

一時預かりなんかもしますから。

お部屋の内見手配や鍵取り、車でのご案内ももちろんしますからね。

手数料をディスカウントしているところは、どれくらいのサービスをお客様に提供

してるんでしょうかね?

「とばし」と呼ばれる、お客様に勝手に行かせて見せるとかしているんでしょうか?

これ、窓の閉め忘れや鍵のかけ忘れ、電源ブレーカーの落とし忘れなんかがあって

物元の管理会社では困っちゃうこともあります。

この場合、内見した後で火災や盗難、室内の破損なんかのトラブルがあったら、

見に行った方が疑われる原因にもなりかねないので、仲介会社の営業と同行したほうが

無難ではないでしょうか。。

ですから、仲介手数料をディスカウントするのではなくて、それ以外のイニシャルコスト

をできる限りディスカウントできるよう、また賃料の減額なども借主様の立場に

立って交渉してまいります。

ったことも含めて仲介営業が存在し、仲介手数料があるのではないのでしょうかね。

とっておきの話を!

仲介手数料ゼロがご希望なら、

仲介手数料ゼロを謳い文句にしている仲介会社を探すのではなくて、

取引態様が「貸主」に

なっている物件を探してください。

「貸主」は仲介できないので、

仲介手数料は元々ないんですから!

皆さん、ご存知でしたか?

仲介手数料がなくていいと言っている仲介会社でも、これは教えてくれないでしょう。。

モチロン、初期費用が安いほうがお客様はいいですよね。

でも、本当に住んでよかった、

この部屋を見つけることができて満足など

実際に住んでみてから

「よかった」と思えるほうが良いと思うのですが・・・

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