首都圏不動産 Tokyo-realestate

首都圏の不動産投資やお部屋探しについて書いてます。

築年数

これまで色々とお部屋探しについて書いてきました。

間取りや場所、設備など。

で、他に気になるのが築年数ですね。

設備更新はリノベーションで改善できますが、日本の住宅の特徴として、築年数によって構造や設備などが変わってきます。

いくらリノベーションしても変えられないのが天井高と総面積とマンションではコンクリートの質、アパートでも建材は新しい方がいいです。

また、耐震補強工事って手もありますが、竣工年によって、耐震強度も違いがあります。

まぁ、基本的に人様に貸す事を前提としている賃貸住宅は耐震補強については疑問が残ります。

日本の耐震基準の変遷を見ると

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こうなってます。

これを見ると、旧耐震(昭和55年以前)と新耐震(昭和56年以降)がよく話題になりますが、新耐震と呼ばれる昭和56年以降でも不安が残りますね。

できれば、2000年以降のものが安心です。

それでも今年で築19年。

でも、設備についてもこれ以降のものは現在の新築物件とそれほど差異はありません。

理由は過去記事にもありますが、バブル崩壊後の不良債権処理の関係で、平成10年以前は設備も古いものが多いです。

二口ガスコンロやIHヒーター、浴室乾燥機、ペアガラスサッシなども平成11年くらいから当たり前になりました。

浴室乾燥機については火災の原因となったものもありますが…

なので、これから部屋探しされる方には2000年(平成12年)以降の築年物件をお勧めします。

これから、大地震(東京直下型や南海トラフ地震など)の危険が叫ばれる中、敢えてリスクの高い物件を選ぶのもねぇ。

場所も液状化リスクや津波のリスクが高い沿岸部は避けるのが懸命でしょう。

災害危険度については下記参照ください。

https://jishin-taisaku.jp/tokyo_hazard_map/

まぁ、ご参考まで。

では、また。

くれぐれもこんなとこには住まないように。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15988850/