首都圏不動産 Tokyo-realestate

首都圏の不動産投資やお部屋探しについて書いてます。

リスクマネジメント

最近、よく耳にする言葉ですが、危機管理と訳すのでしょうかね?

部屋を貸す側には、空室リスク、滞納リスクとかよく使われています。

じゃあ、借りる側には?

耐震基準が昭和56年に改正されているので、昭和57年以降竣工のものに住みましょう!

阪神大震災での建物倒壊は99%が旧耐震基準のものだと言われている。

新耐震は1%っす。。建物倒壊で圧死はいやですよね。)

水の問題。平成以前の古いマンションでは給水管が鉄製だったため、赤水が発生

(配管の腐食による錆ですな)

その後は塩ビライニング加工した管になったため、最近はこの問題は聞かなくなりましたけど。

水はもう一つ、屋上に給水塔がある古いものになると、この給水塔(受水槽)は

6ヶ月毎の定期清掃と水質の検査が義務付けられていますが・・・

中になんかの死体があったとか無かったとか。藻が発生してるとかしてないとか

色々と新聞ネタになったことがありますね。

これは昔の給水ポンプはでかくて各階に設置することができなかったので、

1階から一度屋上のタンクに貯水して3階以上の各戸に給水していた(水圧の関係などで)から

などの理由によるものです。

(現在のマンションでは水道本管から直接引き込み、各階に小型ポンプを設置して

各戸に給水してますので問題は無いですがね。いくら浄水器つけても気分的にいやでしょ!)

最近はないかな、バブル期前後なんかには、中古で購入したあとに、この給水管をそっくり

取替えるなんてあったりなんかして、買主さんがすごい一時金をとられたケースもありましたよ。

排水管もU字管が使われていないことが多く、排水口からの臭いがぁー、ゴキちゃんが

こんにちわーってこともあります。

(ゴキは一度でたら厄介ですよ、薬まいても他のところへ移動するだけで、全館やらないと難しい。。)

アスベスト問題。重要事項で説明義務はありますが、果たしてきちんとサンプリングしてるかな??

でても、でないところを検体としていることがないとは、いいきれない。

(まぁこのことは以前書いてますので・・)

あとは設備・装備ですな。平成9年にバブル期の不良債権があらかた片付き、

土地の値段が底値になったので

この頃から、オールフローリング、TVモニター付オートロック、ディンプルキーやタッチキー、

浴室乾燥機、シャワートイレ、耐震ラッチ付収納棚、システムキッチン、追焚機能付オートバス

なんかが整ってきました。

だから古い物件が駄目とは言いませんが(きちんと建物の修繕履歴=トラックレコードが

開示されているならいいんですが・・)

賃貸ではまずそこまで説明しないでしょ!

だからリスクをヘッジ(回避)するためにも、平成10年以降の賃貸物件を買いましょう、

借りましょうね。

もうそれでも12年経過してるんですよねぇ。

月日の経つのは早いもんですねぇ

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